2月2日 恵泉女学園 第2回の算数の入試問題です。

 (1)と(2)は教科書に載っている円周率の近似値の求め方をどれだけ理解しているかを試す問題で、(3)は「単位量あたりの大きさ」や「比」の応用から円周率の近似値を求める問題ですが、教科書の知識、技術で解ける問題です。

 こんな易しい問題なんて・・・と言う人もいるかも知れませんが、難しければ良いといいうものではありません。「〇〇算」などの小手先のテクニックだけの問題や、自校の受験生のレベルを無視して下品なくらいややこしい難問を出題する学校が目立つ中、この問題は、教科書に載っている「原理」の理解度を試す問題で、出題者の良心、センスの良さ、そして気品さえも感じました。以下がその問題です。

問題01 

 

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